今回のお薦め曲
♪『さとうきび畑』森山良子
どうも。
USボーカル教室
横浜日吉校×横浜中山校の中村です。
教室のすぐ近くの通りでは、
来週の七夕祭りに備えてつけられた七夕飾りが、
風にハラハラと揺れている今日この頃。
前回に続きまた先週のお話になるのですが
私の地元・沖縄では、
ちょうど一週間前の6/23が『慰霊の日』となってました。
なので、
正午に沖縄の方向に向かって黙祷を捧げたのですが、
『慰霊の日』
をご存じない方に説明をしておきますと
73年前に起きた
第二次世界対戦の中の沖縄戦において、
組織的戦闘が終結した日として
沖縄県が制定している記念日となります。
その日は全ての公共機関がお休みとなって
正午には慰霊の為の黙祷をします。
私が物心ついた時からずーーーっとある
沖縄県民にとって
忘れてはならない・忘れられない日です。
そんなこともありまして、
本日のお勧め曲は
森山良子さんの【さとうきび畑】になります。
十数年前に、
明石家さんまさんが主演した
スペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』をきっかけに
知っている方も多いかとは思います。
争いは反対と歌う曲はポロポロとありますが
争いの結果ついてしまった傷の深さ、
その傷がずっとまだ痛いんだ・消えないんだと
歌う曲というのはあまりないかと思います。
私もちょうど、
慰霊の日の翌日・翌々日に
連チャンでライブがあったので、
この曲をカバーさせてもらいました。
泣きそうになってしまうので、歌いきるのが大変でした。
そのくらい重く大変な曲です。
ちょうどこの慰霊の日あたりから、
夏真っ盛りとなる8月中旬までの間に、
原爆の日、終戦の日と続いていきます。
夏は開放的な気分にさせてくれる季節でもありますが、
73年前の同じ時期に、炎天下の中、
信じられない光景が実際に広がっていたんだという事実。
この事を思い出し、
今現在の私が住んでる世界、
そしてこの未来をどう生きていきたいか?
と、戦争について、
平和について、生きることについて、
じっくりと向き合う季節であってもいいんじゃないのかな?
と私は思ってます。
ちょうど夏の終わり近づくとお盆だってありますしね。
といわけで、本日はこの辺で(*´-`)/