USボーカル教室 本部の柳田です。
インストラクターをさせて頂いていると
いろんな世代、ジャンルの曲を聴くことができ
すごく幸せだなーと思います。
その中でも最近すごく
印象に残っている曲があるんですが
スターダスト・レビューの
『木蘭の涙』です。
とても有名な曲ですよね!
有名すぎてレッスンをさせていただくまでは
ちゃんと聴いたことなかったなーと
思いながら聴かせていただいたのですが
すごく感情のこもった、いい歌声で
思わず聴き入ってしまいました。
どうしてそんなに
感情が伝わってくるのかと思い
いろいろお話を聞かせていただいたところ
「震災で亡くなられた方を想って歌いました。」
納得しました。
歌詞の内容にすごくリンクしていて、
とても切なく
相手を想う気持ちが伝わってきました。
歌に感情を込めるというのは
ただがむしゃらに歌ったり
伝えようとしすぎるあまりに
押し付けになってしまったり
正直すごく難しいなと思います。
歌い手の感情は
「伝える」というより
「伝わる」「感じる」
そのためにボイトレで相手に伝わる
いい声を追及していくことが
大事なんだなと考えさせられるいい機会でした。
皆さんも聴く方に伝わる声を、一緒に
楽しいレッスンで作っていってみませんか?