皆様、こんにちは
USボーカル教室
大分明野校チーフインストラクターの西田です。
GWいかがお過ごしでしたでしょうか?
さて、
本日のオススメの曲はかなり古いのですが、
サミーディビスJrがサントリーのCMでやっていた
ヒューマンビートボックスです。
曲ではないですが、
ドラムやベースを口で表現する
ヒューマンビートボックスのセンスの良さは
このサミーディビスJrに勝る人はいない気がします。
リズム感の良さは
神の領域ではないでしょうか?
是非一度、YouTubeで
サミーディビスJrを検索してみてください!
これぞプロフェッショナル♪
では、お題の「0.02秒の法則」ですが、
先程のサミーディビスJrではないですが
歌う事にとって
1番大切なことはノリだと私は思っています。
もちろん息のコントロール無くして
歌は成立しないのですが、
しかし、
歌い手がリズムに乗れてなければ、
聴いてる側には何も伝わりません。
よく、感情で歌を表現すると言われますが
メロディを司る曲(楽譜)にこそ
情感は練り込まれているので、
そのメロディを的確にリズム(音符)で
捉えなければ、何も伝えることは
出来ないのではないでしょうか?
皆さんは普通、伴奏のリズムを意識して
歌われていると思いますが、
4ビートや8ビートと言われるものは
あくまで曲のスピードの尺であって、
それを意識するのはボーカリストではなく
伴奏者でなければなりません。
ボーカリストは伴奏のリズムではなく、
メロディをリズムで捉えアタックやアクセントで
強弱をつけて歌を表現していかなければ
曲そのものが崩れてしまいます。
☆歌に強弱をつける=腹圧で息が吐ける
☆息が吐ける=リズムに乗っかれる
リズムに乗れないと(息が吐けないと)
微妙にズレて聴こえます。
ピッチもズレるので、聴いてる側は、
なんかイマイチ乗れない。
つまらないなー。
となります。
しかし、リズムにしっかり乗れていると
聴いてる側は無条件に楽しくノレて
曲に引き込まれます。
私はこれを
0.02秒のノリと生徒さんへ言っていますが、
メロディのリズムに対して、強弱の強に
アクセントをつけるように手を回しながら
前回お話した遠心力で歌うと、
不思議なくらい気持ちよくプロと同じ様に
ノリノリで歌う事が出来るようになります。
リズムが苦手と思っている方、
それは伴奏のリズムを捉えてるからかもしれません。
ピアノの左手が難しいように、
メロディと伴奏は必ずしも
同じタイミングではないので、
ボーカリストが伴奏を意識して歌うのは
逆に難しいと思います。
リズムが苦手な方はまず、
メロディのリズム(歌詞)を
タタタの音符のリズムに置き換えて歌ってみて下さい。
タタタが難しい方はハミングや、
フーに置き換えて歌ってみて下さい。
アクセントの強がわかれば、もう大丈夫です!
貴方も聴く人を引き込むシンガーになれますよ♪
※前回のブログの補足です。
遠心力の掛け方をバラードは外回し、
ロックは内回しと書きましたが、
腹圧を掛けると言う意味では全ての曲が
内回しでリズムを取ったほうが良いです!
改めて、訂正させて下さい。
では、
令和も素敵な歌で彩られますことを祈りつつ♪♪