こんにちは!
USボーカル教室 川越校の林です。
いや〜暑いですね。
40℃・・・って!!
私の家は西日が凄くて、
帰宅すると熱気のこもった部屋で
アロマキャンドルが
シャバシャバに溶けています(怖)!
エアコン18℃強風にしても、
涼しさはあまり足りていません…。
そこで、この夏を乗り切るアイテムを、
意地になって片っ端から揃えてみました。
ファン
アロマオイルを入れる引き出しがあり、
風と一緒に香りも楽しめます。
ひんやり化粧水
ひんやりボディースプレー
冷凍でシャリシャリさせても可能なボディージェル
頭皮用ひんやりスカルプスプレー
頭がスカッとするドライシャンプー
さて、そんな暑さに負けず、
今回ご紹介するのは、
クールなJAZZのスタンダード曲です。
語りますので覚悟して下さい(笑)。
いまいちJAZZが分からない〜!
って方もいらっしゃると思うので、
簡単に説明を混ぜながらご紹介しますね。
最近ではアーティスト自身の
オリジナル曲も沢山ありますが、
昔ながらのJAZZは、「スタンダード」という
ジャンル構わず有名な曲のメロディ・コード・歌詞
などが簡単に書かれた譜面だけで、
ライブやレコーディングをします。
たった1〜2ページのメロディーが、
アドリブソロを回し合ううちに
10分15分と、超大作になっていきます。
いかにかっこ良いアドリブを
披露してくれるのかという、
ワクワク感を楽しむ音楽がJAZZです。
なので、JAZZあるあるですが、
同じように歌って、弾いてと言われても
アドリブなので、再現できないと言います(笑
という事で、今回は、
スタンダード中のスタンダード
「枯葉(Autumn Leaves)」を例に
解説したいと思います。
まず、一つ目。
①歌バージョンです。
私はどちらかと言えばブルージーな
歌い方をするシンガーが好きなので、
Lou Rawlsの歌う枯葉を元にご紹介します。
1番は、原曲に近いメロディで歌います。
しかし、2番以降に入るとアレンジが
加えられアドリブに突入していきます。
かっこいい〜!
声という楽器の素晴らしさを
知ることができるシンガーです。
次!
②ピアノバージョンです。
スタンダード曲は、
歌だけでなく、ピアノやサックスなど
楽器による演奏ももちろんあります。
という事で、
私が世界で一番美しいと思う枯葉を
奏でるのは、Bill Evans のトリオです。
アルバム「Portrait In Jazz 」の
2曲目の枯葉です!
エバンスでも年代別に
色々なバージョンの枯葉がありますし、
同じアルバム内でも
違うテイクが入っています。
必ずやこのアルバムの
2曲目を聴いて下さいっ!→オタクの叫び
2周目からはアドリブに突入。
25歳で亡くなってしまった
天才スコット・ラファロのソロベースや
アドリブの応酬を経て、
どんどん展開していきます。
こんな切ない音の響きが
あっていいのでしょうか…感涙。
さて、最後です!
③歌バージョンその2です。
ジャズを少しでも聴かれる方は、
Sarah Vaughanの枯葉と聴くだけで、
「ああ、あの話ね」と
ピーンとくる方はいるのではないでしょうか。
知らない方は、とりあえず、今すぐ(笑)YouTubeなどでサラの枯葉を聴いてみて下さい!
はい、聴き終えた方。
当時このレコードを買った人と同じ事を
思ったはずです。
「歌なのに、歌詞がない…?」
当時も、レコードを買ったリスナーから、
「枯葉入ってないじゃん!中身違いだ。
取り替えて!」と言われたらしいですよ。
そうです!
ジャズシンガーは
スキャットの達人でもあります。
コード進行は確実に枯葉。
サラは、もはや楽器になったのでしょう。
声と言う楽器で枯葉を演奏してるのです。
さて、
ちょっぴりジャズに興味が湧いてきた方!
奥が深過ぎて、
何から取り掛かればジャズを歌えるのか?
まずは、
気に入った曲や歌手のアドリブ部分も含めて
まんまコピーして歌ってみましょう。
勉強の第1歩はコピーする事からです!
なので、
次回は、ジャズのスタンダードの中から
歌いやすそうなお勧め曲を歌手違いで
ご紹介していきたいと思います♪
同じ曲なのに、
シンガーによって全然違って面白いですよ。
と言う事で、
ご清聴ありがとうございました!
暑さを乗り越え、元気に歌いましょう!!
川越校の林でした。